2017.08.09
施術を受けたら終わりではありません。キャビテーションの注意点!
キャビテーションは基本的に従来の施術に比べ、安全で後遺症の少ない痩身法のひとつです。
これまでに重大な疾患が残ったという方も報告されておらず、メスなどで身体を傷つける必要もないため安心して行う事ができます。
しかし、注意が必要なわけではありません。
今回はキャビテーションを行う際の注意事項について確認してみましょう!
■キャビテーションは誰でも受けられるのか?
キャビテーションは超音波を脂肪細胞に当てることで分解し、脂肪を体内に溶け出させること臓器で自然に消化・燃焼されることを促す施術です。
キャビテーションは脂肪を直接刺激するため確実性がありますが、溶け出した脂肪は血管やリンパを通して肝臓や胃などで燃焼・排出されます。
そのため、これらの臓器や血管に異常がある方にはなんらかの異常をきたす可能性があるので利用することができません。
また、キャビテーションを行った後は一時的に体内へ脂肪が大量に溶け出し、肝臓などへの負担が強まるため不安がある方などは事前に施術師にご相談されることをおすすめします。
■内臓への負担軽減
上述のように、体内に溶け出した脂肪が一時的に内蔵への負担をかけるため、施術後しばらくはアルコールやたばこなどの臓器に負担をかける行為は推奨されません。
臓器の活動が悪くなってしまうと脂肪の燃焼・排出も滞るため、痩身効果までもが損なわれてしまいます。
■施術後の過ごし方
施術後は脂肪が燃焼されやすい状態にはなっていますが、血中の脂質も高まり血液がドロドロとした状態です。
また、身体の栄養の吸収が活発化しているため食べるものにも気をつける必要があります。
そのため、この時期に過度の脂質を摂取したり代謝を落とすようなことは控えなければなりません。
溶け出た脂肪を排出しなくては、再び脂肪が固化して身体についてしまうため積極的に燃焼を促す必要があります。
術後2週間程度は軽い運動を行い、水を多めに飲んで排泄や発汗を多く行うようにしましょう。
■キャビテーション施術中の音
キャビテーションは脂肪に対して超音波を当てて振動させる施術のため、この超音波が骨にあたり骨伝導で「キーン」という音が響きます。
施術中にだけ聞こえるものなので問題はないのですが、やはり中には不快に感じる方や耳鳴りがするという方もいらっしゃいます。
稀にキーンという音のしない施術を行っている場合もあるのですが、ほとんどは振動数を落としたものなので効果も薄れてしまいます。
「キーン」という音が聞こえるということは効果があるという証明でもあるのですね。