2017.03.07
ファスティングと水 2
日本には、厚生労働省による「食品、添加物等の規格基準」というものがあります。
「容器包装に充填し、密栓もしくは密封した後 殺菌するか、
または自記温度計を付けた殺菌器等で殺菌したものを若しくはろ過器等で除菌したものを
自動的に容器包装に充填した後、密栓若しくは密封しなければならない。
この場合の殺菌または除菌は、その中心部の温度を85°Cで30分加熱する方法
その他の原料として用いる水等に由来して当該食品中に存在し
かつ、発育し得る微生物を死滅させ、または除菌するのに
十分な効果を有する方法で行わなければならない」
となっています。
つまり国内のミネラルウオーターの大半は、加熱殺菌処理が行われているのです。
しかし、海外から輸入されているミネラルウォーターや国内の一部のメーカーは
加熱殺菌されていません。
一概にどちらがいいのかとは言えませんが、
加熱殺菌された水は、「酵素」やおいしく感じる元となる「二酸化炭素(炭酸ガス)」が抜けたり
「ミネラル分が減少」すると考えられています。
そして水そのものの味が落ち、「吸収に時間のかかる」水になってしまうのです。
個人的な意見でいえば、きちんと微生物が除去されて、
加熱殺菌されていない水を飲みたいですね。