2017.08.25
アンチエイジングに重要な基礎知識!Part2 習慣編
前回はアンチエイジングの基本的な知識についてお話しました。
肌は日常の中で様々なダメージを受けてしまいます。ある程度は肌自体が持つ再生機能や代謝などで修復されますが、対応しきれないダメージについては身体の内側と外側両方からの対策が必要になることがわかりましたね。
今回は、肌を美しく保つために日常的に簡単に行える対策についてご紹介したいと思います!
・「睡眠」と「運動」でホルモンバランスを整える
身体のホルモンバランスは肌にも多くの影響を及ぼします。例えば、思春期になると性ホルモンが活性化し、幼少期に発生することは少なかったニキビなどの肌荒れが起こりますよね。
勿論、これは大人になっても同じです。特に女性の場合には、肌の新陳代謝や老廃物の排出などに大きな効果を持つ「エストロゲン」というホルモンが多く排出されています。
これがなんらかの影響により乱れてしまうと、肌がダメージに対処しきれなくなり、肌荒れやニキビという形で表面に現れてしまうのです。
ホルモンを正常に保つためには「睡眠」と「運動」が鍵となります。
みなさん御存知の通り、睡眠は身体を維持するために重要な行為です。
睡眠中には日中受けた身体のダメージやストレスを低減・修復する「成長ホルモン」や「メラトニン」が分泌され、これらはアンチエイジングにとっても多くの望ましい影響を及ぼします。
毎日の睡眠時間や入眠のタイミングを意識して整えるなど、正しい睡眠習慣作りを行うことが重要です。
また、適度な運動を行うことはこれらのホルモンの分泌をより活性化することに繋がります。
運動よって傷ついた細胞を修復するために成長ホルモンの分泌がより促され、より質の高い睡眠を取ることが可能となるのです。
しかし、過度な運動は修復が追いつかなくなり、逆に老化を促進してしまうため、適度に行うことを意識してください。
・睡眠の妨げになる「ブルーライト」
近年、多くの電化製品で使われている「LED」には、「ブルーライト」と呼ばれる非常に刺激の強い光が含まれています。
恐らく、ブルーライトによって視力が低下するなどの話は、みなさん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。ブルーライトカットなどの機能がついたPCメガネなども一時話題になりましたね。
このブルーライトはアンチエイジングにとっても大敵です。刺激の強い光のため、身体は日中などと変わらない明るさだと勘違いして交感神経を刺激し、入眠しづらくなってしまったり、身体を休めるために必要な副交感神経への切り替えが上手くできなくなったりしてしまいます。
そのため、「夜はブルーライトを強く放つ電子機器の使用を控える」、「ブルーライトカット機能のあるメガネやクリームを使用する」などの対策が必要となってくるでしょう。
睡眠が上手く取れなくなってしまうと、当然、ホルモンバランスも乱れてしまいます。
健康な生活を送るためにも、睡眠を大事にした習慣作りを大切にしましょう。