2017.11.13
キャビテーションの副作用とは?安全性の面から考える
キャビテーションは医学的に安全だと立証されているダイエット方法です。
しかし、その説明を聞くと少し不安を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
やせたいけど、少しだけキャビテーションに不安がある。
そんな方のために、今回はキャビテーションの安全性と起こり得る副作用についてご紹介したいと思います。
■そもそもキャビテーションとは
キャビテーションとは、圧力差によって液体中に気泡が発生・消滅する現象です。
元々は物理学の言葉ですが、最近ではエステにも取り入れられるようになりました。
キャビテーションは温度の上昇を必要とせずに圧力差によって気泡を発生させます。
これらは他の細胞に影響がないことがすでに臨床実験によって確認されており、医学的に安全が立証されているダイエット法です。
エステでは、その衝撃により脂肪細胞を破壊し、乳化を引き起こすことによって脂肪の減少を計ります。
その効果から、「メスのいらない脂肪吸引」とも呼ばれています。
■身体におこる小さな変化
・肝臓への負担
キャビテーション施術によって破壊された脂肪は肝臓で分解されたのち、体外へ排出されます。
そのため施術後は一時的に肝臓への負担が増すことになります。
この時に少しだるさを感じる方もいらっしゃいます。
もともと肝機能が悪い人は、まず相談をしてから施術を受けましょう。
また肝機能に問題がなくとも、施術後にアルコール、たばこ、脂肪分や糖分の多い食べ物を摂取するのは控えたほうがいいです。
・一時的に高くなる中性脂肪
キャビテーションの施術後、一部のとけた脂肪が血中に流れ込みます。
それによって中性脂肪値が一時的に高くなることがありますが、日常の活動の中で消費されます。
・超音波による骨伝導
施術中にキーンという金属音のようなものが頭に響きます。この音は、超音波が骨に当たって振動を起こしている証拠です。
決して悪いものではなく、効果的に施術が行われている証でもあります。
施術が終わってからも少しの間、耳鳴りのように残る方もいらっしゃるので、起こり得る作用として認識しておく必要があります。
・カロリーの摂取効率が高くなる
施術後は、突然減った脂肪を体が補おうとして、食べたカロリーを出来るだけ取り込もうとします。
なので、施術後2時間はカロリーを取らないようにした方がいいです。
■嬉しい副作用
施術後から約4日間は、脂肪が燃えやすい状態になっています。
この時に軽めの運動を取り入れることによって、キャビテーションの効果を最大限に利用することができます。
今回はキャビテーションの安全性と起こり得る副作用についてご紹介しました。
キャビテーションは医学的にも安全が確認されているダイエット法です。
またその効果からメスのいらない脂肪吸引ともいわれています。
一方で、肝臓には負担がかかるので、そこへの注意は必要です。
キャビテーションについてしっかり理解をして施術してもらう事で、より納得度の高いサービスを受けることができるのではないでしょうか。