2018.08.28
バストマッサージで乳がん予防の可能性が高まる?
昨今、日本人女性の12人に1人が乳がんに罹ると言われています。
年間約1万3千人の死者が出ていて、しかも女性の壮年層(30~64歳)のがん死亡原因のトップにもかかわらず、依然と無関心な人が多いのです。
そんな乳がんの予防に、バストマッサージ(マンモセラピー)が早期発見に繋がるかもしれないことを知っていますか?
今回は、乳がんとマンモセラピーの関係についてご紹介します。
○乳がんにおける早期発見の重要性
乳がんに罹る人は30代から40代にかけて急増し、ピーク年齢は40代後半~50代です。
その年齢を過ぎた、または若いからといって油断はできません。
乳がんは何歳でも罹る可能性があり、乳がんにならないと確信できる人は一人もいないのです。
乳がんによる乳房摘出や死亡を予防するためには、早期発見が大切です。
乳がんの早期発見の場合、約90%の確率で治すことができます。
そのため、乳がんの早期発見のためにマンモセラピーが有効と言われているのです。
○マンモセラピー
マンモセラピーとは、バストケアのことを指した言葉で、つまりはバストマッサージのことです。
肩こりや頭痛の改善、バストの形や大きさを整えるといった効果があると言われており、乳がんのセルフチェックにもなると言われています。
マンモセラピーは他人の手でやってもらうことも、自分で行うことも可能です。
マンモセラピーはバストをまんべんなくマッサージするため、乳がんのセルフチェックになるとされているのです。
マンモセラピーは月に一回、乳房のハリや痛みがない月経後に行うことが推奨されています。
また閉経後の方は、自分で特定の日を決めてチェックするのをおすすめします。
セルフチェックでは、鏡の前で目視して確認する方法、自分の指で触って確かめる方法、乳頭をつまんで分泌物がでないか調べる方法、仰向けに寝て乳房を触って確認する方法などがあります。
触って確認する場合、脇の下もチェックすることが大事です。
もしいずれかの方法で確かめて異常が見つかったら、すぐに乳腺科で診察を受けて下さい。
マンモセラピーは乳がんの早期発見に繋がる可能性を上げるだけではなく、バストマッサージで本来のバストを美しく保つという効果もあるので、一石二鳥と言えるでしょう。
○まとめ
今回は乳がんとマンモセラピーの関係性についてご紹介しました。
乳がんの早期発見の可能性を上げるため、またバストをいつまでも美しく保つため、月に一回マンモセラピーを行うようにすることをおすすめします。