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2018.12.26

身体の冷えが辛い方へ!放っておくと病気になるかもしれません

冷え性の方は特に、冬が近づいてくることが憂鬱ですよね。
「体質だから仕方がない…」
そう諦めて放っておいてしまっている方も多いのではないでしょうか。
しかし身体の冷えは放っておくことでさらに大きな病気を引き起こしてしまう可能性があるんです。
 

□冷え性がもたらす症状


・肩こり
身体が冷えることは血行が悪い状態であることを示しています。
このとき交感神経の作用が活発化することで体温を下げないようにしようとして、血管や筋肉を収縮した状態にします。
すると血管の収縮でさらに血液の流れが悪くなり、疲労物質もたまりやすくなることで肩こりを引き起こします。


・むくみ
血流が悪いことで排出されるべき老廃物が体外に排出されずに蓄積されるためむくみやすくなります。
よく水分をあまりとらない方がいいと思っている方もいらっしゃいますが、それよりも血流をよくして老廃物排出の動きをスムーズにしてあげることが重要です。


・頭痛
冷えによって女性ホルモンの分泌が上手くいかなくなることで自律神経が乱れてしまい、脳への血液の供給が不安定になることから起こると言われています。
血液の供給が不安定になると同時に運ばれる酸素の供給も不足してしまうため頭痛になると考えられています。


・不眠
人間の身体は寝る前に体温を上げ、身体の内側から熱を放出することで寝つきやすい状態をつくります。
しかし身体が冷えていると、この状態にすることが難しくなります。
さらに寝不足の状態が続くと自律神経が乱れ、緊張状態で動きが活発化する交感神経が常に作用することで、睡眠時に本来ならば強く働かなければならない副交感神経の働きを阻害してしまいます。


・更年期障害
もともと女性は男性に比較し、筋肉の量が少ないため身体が冷えやすい体質です。
更年期障害による冷えは女性ホルモンの乱れやストレスで起きやすく、手足は冷たいのに顔はほてっているという症状をもたらします。
この症状が進行すると冷えだけでなく、他の症状を引き起こすことがあるため早めに対処することをおすすめします。
 

□冷え性がもたらす病気

・アレルギー性疾患 自律神経が乱れてしまうことで免疫力の低下につながり、アレルギーへの反応がおこりやすくなります。


・自律神経失調症
自律神経が乱れことで様々な症状をもたらします。
うつ病の前段階である患者さんも多く、早めに治療を行うことでさらに重症な病気になることを防ぐことができます。


・膀胱炎
膀胱炎はストレスや冷え性が原因でなりやすいと考えられています。
身体が冷えていると細胞の働きが弱まってしまうため、尿を排出する肝臓の働きも低下してしまいます。
肝臓の働きが低下し、排尿する回数も低下することで同時に毒素などを排出する回数が減少し、細菌が侵入・繁殖しやすくなってしまいます。
 

□おわりに


冷え性を軽く考えすぎると症状がますます重くなり、今回いくつかご紹介したような重症な病気を引き起こしてしまう可能性があります。
したがって放っておかずになるべくはやく対処することをおすすめします。
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